レポート
\トンカンテラスの本格オープンに向けた改修がスタートしました/
先週末の日曜日は、改修ワークショップ初日イベント「壁をはる。塗る」を開催しました。
福井県内各地から集まっていただいた参加者と共に、まずは小屋内の棚やテーブルの移動から。
長年、この小屋で建具師をしていた代表黒田の祖父が製作したいくつかの棚も、参加者の方々に丁寧に解体していただきました。
棚板に使われていた板は、買おうと思っても買えないビンテージ物なので、大事に再利用しようと思っております。
壁側に何もなくなった状態にしたのち、窓枠の塗装の前処理として、やすり掛けなども行なっていただきました。
マスキングテープやマスカーを使って、壁や窓の塗装したくない部分を養生していき、やっと塗装ができる!
実は正直、「午前中の部では塗装まで進まないだろうな。」と思っていたのですが、
参加者の方々のテキパキ感、手早く作業を進めていただいたおかげで、午前中の内に壁の塗装まで辿り着けました。
「これがやりたくて参加したのだー!」と言わんばかりに、茶色い壁にホワイトの塗料を夢中で皆さん塗っておられました。
小さい女の子から、年配のおばさままで、言葉そのまま「老若男女」が同じ作業を平等に行う後ろ姿をみて、
トンカンテラスのあるべき姿だな〜としみじみ感じておりました。今後もこんな場所にしていきたい!
午後はまた参加者も入れ替わり、また福井市広報課の番組「やろっさFUKUI」のレポーターで、ラジオパーソナリティとしても活躍されている加藤直也さんも一緒に作業を行いました。(福井でラジオを聞く人なら、この方の声を聞くと多分ピン!と来ます。)
DIY番組をみて、ヒロミに憧れている小学生の男の子は、助っ人大工さんが壁に貼る板を電動丸ノコでカットしている姿を輝く眼差して眺めており、一緒に参加していたお父さんに「俺の誕生日、丸ノコ買って!」とお願いしておりました笑
雪がしんしんと降るなかで、窓を全開にし、塗装やビス打ちを黙々と行なっていただき、
初日の目標でもあり、おそらく全然終わらないだろうと思っていた作業を全て終えることができました!
帰り際に、「(スマホで写真を見せながら)家の扉がこんな感じなんだけど、どうやって直せばいいかな?」と聞いてくる方がいたり、「今後もDIYのイベントやるんですか!?」と、次回参加をすでに楽しみにされている方がいたりと、
実生活の中でDIYしたい時があった時、どうすれば良いのかがわからなかったり、DIYがしたいけれど実際に行える場所がなかったりと、DIYニーズは割と身近にたくさんあるんだなと感じることができました。
来週末は「新しく壁をつくる。仕上げる」が控えておりますが、その後も定期的に今回のような比較的大規模なDIYイベントを開催していきたいなと思います。近所にDIYの実践場として良い空き家があるよ。という方、情報お待ちしております!笑
今回参加していただいた総勢25人ほどの方々、改めてありがとうございました!