レポート
福井商業高校のオリジナル商品開発をサポートさせて頂きました!
昨年、10月から福井商業高校の2年生クラスと共に進めてまいりましたペットボトルキャップをアップサイクルして、福商オリジナル商品を作ろうプロジェクトが無事に完了致しました。
クラスのみんなから回収したアンケートを持ち込まれた初回の打ち合わせが10月中旬。
「学内だけで販売するなら、これでもいいけど、卒業生やOBにも販売することを考えるなら、こういう方が良いかもね〜」といったやりとりを行い、具体的な商品開発も一緒に行ってまいりました。
↑昨年10月中旬の初回打ち合わせの様子
県内高校が一堂に集まる探究学習の発表会でも、プラスチックゴミをつかって商品開発しよう!という発表内容で、ここまでの一連の商品開発の流れを発表されてました。
一方、その頃具体的に作る商品も決まったことで、ペットボトルキャップを粉砕、溶融、成形するための金型を製作開始(この工程は、トンカンテラス側が完全サポートしてます。)
材質を考慮した収縮率や、金型から外す際の抜き勾配などを計算して設計を行なっていきます。
そして、完成した金型で成形した製品が一番右の製品。
青色と白色のペットボトルキャップが良い感じで混ざったマーブル色で可愛い製品になりました。
ちなみにこの写真では商品開発の流れがよくわかりますね!(レーザーカットでのおおまかな形状検討、ロゴや立体形状を考慮した3Dプリンター試作品、実際の金型での整形品)
せっかくだから、パッケージも考えてみよう!とのことで、レーザーカットした木製パネルに嵌め込むタイプのパッケージも考えてみました。(商品名は、イノルラというみたい🎵祈りと定規=ルーラーの造語で、「イノルラ」ですって!)
ペットボトルキャップは、すべて福井商業高校の校内で集めたもので、生徒が協力して一個一個洗って、乾燥したものを使っています。
そして、実際の製作過程についても生徒がトンカンテラスに来て、粉砕、成形の作業も実際に体験して、簡単にできない難しさや、色の配合によってどんな仕上がりになるかを楽しみながら行なって頂きました。
学校内の購買をはじめ、卒業生へのプレゼント、国際交流時のお土産、そしてOBへの販売などなど、福井商業高校のオリジナル商品として販売されるとのことですので、もしまちのどこかで見かけた際には、手に取ってみてください🎵